「おやゆびひめ」という絵本をご存知でしょうか。
有名なアンデルセン物語のお話のひとつです。
その「おやゆびひめ」を、私の母が、私を妊娠中に読み聞かせるために用意しました。
家に絵本がいろいろとありましたが、私に一番読み聞かせをしてくれた絵本になりました。
私はこのお話が大好きで、小さな頃は、おやゆびひめが誰からも愛される素敵な女の子であることや、お話のシンデレラストーリーに憧れたものです。
今も、ずっとこの絵本を持っています。
2014年にサロンを立ち上げの際に、手指を使う仕事であることと、「おやゆびひめ」の絵本が思い浮かび、音の響きが気に入ったので、少し可愛らし過ぎる店名かなとは思いましたが、「ゆび姫」とさせていただきました。
また、サロンにお越しいただくお客様は、サロンにいらっしゃるお時間は、お姫さまのように何も気にせず、心からお寛ぎいただきたいとの願いも込めております。
理由は、現代のお姫さまは、あまりにもお忙しいからです。
女性の社会進出が進めば進むほど、家庭や社会から求められる事が増え、さまざまな見えないプレッシャーを、知らず知らずに受けているかたも多いのではないでしょうか。
また、それに応えようと、頑張る女性を多く感じます。
だからこそ、身体と心を甘やかす時間が絶対に必要です。
そのような時間があるからこそ、自分癒しという自己回復ができ、日常をきらやかに過ごしていけるのだと思います。
施術後は、魔法にかけられたように、望む結果を得られ、リフレッシュをされていることでしょう。
女性は、いくつになっても、どこにいても花のような存在です。
ただそこにいるだけで、周囲が明るくなります。
ゆび姫は、大人になったお姫さまの駆け込み場所であり、居場所であり続けたいと考えております。
そして、おやゆびひめのように、現状に甘んじることなく、いつも心からの幸せと自由を求め、幸多き人生の旅ができますように。